日報

18日は ご縁日

毎月十八日は、観音様のご縁日でございます。この日には、多くのお寺で観音経が読まれ、静かに手を合わせる方々の姿が見られます。観音様は、声なき声を聞き、苦しみの中にある人々を救う慈悲の仏さまです。そのお姿として広く信仰されているのが、たとえば*...
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徳を積む

徳を積むという言葉を聞きますと、どこか昔話のように感じる方もおられるかもしれません。けれども本来、「徳を積む」ということは、特別な修行や立派な行いを指すのではありません。日々の暮らしの中で、心を整え、人を思いやる、その一つひとつの積み重ねの...
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凛と冷えた本堂で静かに坐る朝のひととき。雪に包まれた大山は朝日を浴びて黄金色に輝く万事に心を込めて「万事に心を込めて」とても静かで、しかし奥行きの深い言葉です。万事――すべてのこと。心を込める――気持ちを集中し、誠を尽くすこと。この言葉は、...
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ネコさんの命

――小さな命が教えてくれたこと――朝の光は、いつもと変わらず差し込んでいました。カーテンのすき間から入るやわらかな光。静かな部屋。そして、いつもの場所に、ネコさんはいました。丸くなって、眠るように。いいえ、眠っているように見えるほど、安らか...
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塗り清める

塗り清める――木の外廊下が教えてくれる、心の手入れ――お寺の木製外廊下は、よく人の目に触れます。雨の日も、晴れの日も、法要の日も、何気ない朝も、黙って人の足を受け止めています。その外廊下は、定期的にクリア塗装をします。色を派手に変えるわけで...
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人生の味わいを深くする、静かな楽しみ

月に一度の夜坐一カ月に一度、夜に坐る。それは、修行というよりも、人生の楽しさを味わうための、ひとときです。昼の喧騒が遠のき、一日の役目を終えたあと、静かな場所に集まり、灯りを少し落として、壁に向かって坐る。誰かと比べることもなく、成果を競う...
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心の窓を開く

私たちは皆、それぞれの心に「窓」を持って生きています。その窓から、喜びの光が入り、悲しみの影が差し込み、出会いや別れの風が吹き抜けていきます。しかし、長く生きていると、知らず知らずのうちにその窓を閉めてしまうことがあります。傷ついた経験、裏...
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話をよく聞く

話をよく聞く ――十一面観世音菩薩に学ぶ、心の向け方私たちは日々、たくさんの言葉に囲まれて生きています。家族の声、職場での会話、ニュース、SNS、そして自分自身の心のつぶやき。けれども、その中で本当に**「話をよく聞いている」**時間は、ど...
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りゅうじゅ

龍樹が説いた「空」とは何か――「何もない」ではなく、「固まったものがない」という智慧仏教の中で「空(くう)」という言葉ほど、誤解されやすい教えはないかもしれません。「空っぽ」「虚無」「どうせ何も意味がない」そう受け取られてしまうことも少なく...
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感謝の心を持つ

感謝の心を持つ ――観世音菩薩に学ぶ、幸せを見つける生き方私たちは日々、何気ない毎日を生きています。朝起きて、顔を洗い、ご飯を食べ、外に出る。当たり前のように繰り返される一日ですが、そこには数えきれないほどの「支え」があります。空気があるこ...
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心を大きく豊かに

心は大きく豊かに ――観世音菩薩に学ぶ、受けとめる生き方私たちは日々、さまざまな出来事の中で生きています。思いどおりにいく日もあれば、理不尽に感じる日、心がささくれ立つ日もあります。そんなとき、心は知らず知らずのうちに小さくなっていきます。...
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足るをしる

「足るを知る」――心が静かになる禅のことば「足るを知る(たるをしる)」とても短い言葉ですが、私たちの人生を静かに、そして確かに支えてくれる禅語です。お寺の掲示板や、湯飲み、掛け軸などで目にしたことのある方も多いでしょう。しかし、いざ「どうい...
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忠告は素直に

忠告は素直に ――観世音菩薩に学ぶ、心を開く生き方私たちは日々、さまざまな言葉を受け取りながら生きています。その中には、励ましもあれば、批判もあり、そしてときに忠告があります。忠告とは、不思議な言葉です。本来は「相手を思っての言葉」であるは...
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検査場 貸し切り?

貸し切り 検査場1日目 無整備にて 検査をしていただき、指摘箇所を2日かけて修理。(まあ1度目は落ちること前提ですね)そして2回目の検査場は 限定検査として落ちた箇所だけ審査された時の写真です。2度目の場合には予約不要なのか、指定時間前の枠...
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おそれは

恐れるのは、守りたいものがあるから私たちは日々、さまざまな「恐れ」を抱きながら生きています。病気になるのが怖い。老いるのが怖い。失敗するのが怖い。人から嫌われるのが怖い。大切な人を失うのが怖い。こうして並べてみると、恐れのない一日など、ほと...